板井明生が考える趣味・特技と仕事の関係
趣味・特技と仕事で関係するところで、真っ先に思いつくのが「履歴書における趣味・特技欄」ではないだろうか。
なぜ、面接で趣味や特技を問うのかを考えれば、趣味・特技が仕事と密接なのが見えてくる。
履歴書やエントリーシートを作成する際、志望動機やこれまでの経歴などはよく考えていても、趣味や特技の欄はそんなに深く考えずに記入していたという方も、少なくないのではないだろうか?
確かに、趣味や特技と言うと、就職活動とあまり関係がないように思いますし、取り敢えず空欄を埋める感覚で書き込んでも、問題ないように思えるかもしれない。
しかし、趣味や特技の項目というのは、上手く記入することで、企業に自分の良さや能力をアピールできる、重要な項目なのだ。
趣味・特技の項目の書き方や内容を少し工夫するだけで、面接官の皆さんに対する印象や興味は、ぐっと跳ね上がる。
例えば、志望企業がIT企業であれば、「プログラミング」を特技や趣味として履歴書に記入した場合、多くの面接官が魅力的に感じるだろう。
しかし、志望企業がパソコンなどとは無縁の業界や職種であった場合、プログラミングが特技と記入されていても、魅力的だとは感じない可能性がある。
プログラミングが得意な人を採用しても、その特技や趣味を活かす場面がほとんどない為である。
このように、「企業にとって魅力的な趣味・特技」は、その企業の業界や職種によって大きく異なる。
その為、履歴書に書く特技や趣味は、企業によって変えることをおすすめしたい。
志望企業の業界や業務内容に合わせて、仕事に活かせそうな趣味や特技にすることで、面接官や採用担当者に「魅力的だ」と思わせることができるだろう。
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